この記事は2018年08月12日に書いたものです。
マレーシアでインドネシアンネームをなぜか手に入れたミズノユナです🙂🙂(だからね、ユニってよんでもいいよ。ガーナでもらったアンマもまだまだ有効です)
ブログ書きたいことたっくさんあるのにテストがあって短い夏休みがはじまってうかれまくってたらすごい経ってしまった。ブログやります詐欺じゃないです。ごめんなさい。そして全然生きてます。
今回は、少し前にマレーシアの伝統的なウェディングに参加してきた話をちょっと。
ちなみに彼らはマレー系のムスリムだから、マレーシアンムスリムの話も多いです。
さてマレーシアでは、伝統的な結婚式は基本的にKampung(マレー語で田舎とか村の意味)で行うようで、家族とか親戚だけじゃなくて、親戚の親戚や近所の人とか少しでも知ってる人はみんなウェルカムって感じでした。
おもしろいなあと思ったのは、宗教がかなり深く関わっていたこと🌱
- ウェディングの前の婚約式。(おそらく日本の結納にちかい)これはだいたいモスクに家族とか近い親戚をあつめて、そこで神様に誓う。これがかなり大切で、比較的おおきいモスクにはそれのための部屋がある。だから、結婚式はパーティ要素つよめ。
- ウェディングの前日。religious schoolの生徒と先生が家にやってきて結婚式がうまくいくようにお祈りしにくる。前夜祭っていう面もあるみたいで、結婚式のごはんも食べて帰りましたとさ。
- ウェディングの当日。新郎と新婦の前で近所の子供たちがコーランに関わる踊りと歌のパフォーマンス。そのあと、みんなでお祈りしてから結婚式がはじまりました。
ざっとこんな感じ。
実は、彼女のホームタウンに行くのは2回目で、親戚もみんな覚えててくれたおかげで前みたいにゲストじゃなくてもう少し深く関われた中での気づきをひとつ!
男尊女卑とはちがうんだけど、女の人がウェディングの準備から片付けまでずっと働いててなんかちょっと違和感を感じた。わたしも色々手伝ったりしたけど、みんながどたばたしてても男の人はテレビ見てたり、おひるねしてて。力仕事は彼らがやるんだけど、あきらかにやっていることの割合が違かった。9:1とか8:2くらい。聞いてみても、ん?でも男の人は重いもの運んだりするし?という感じで、ちょっとハッとさせられた。
gender equality はもちろん必要だし、それに対する反対をしたいわけじゃない。いまの世界が女の子に生まれたから、男の子に生まれたからっていう理由でひとの権利まで無視したゆるせないくらい腹立たしいことが起きているのはわかってる。
ただ、うまくまとめられないけど、なんでもワールドスタンダードによせていくのは違う。よく知らないのにそういう風潮にながされて「あ、わたしもそれおかしいと思う。男女不平等なのは大反対だ!」っていうのはなかみがなくて、ただの意見の押し付け。事実を知って考えることもあるだろうけれど、すぐに怒りや憎しみの感情に支配されちゃいけないと思う。数値やデータは事実だけど、そこに住んでいる人や生きている人は現実。だって、そこには彼らの常識があって、状況は場所よって違うわけで、その中でうまく役割を分担できてて人々がしあわせならいいんじゃないかなあ。どうかな?
この話に限らず、なんとなく世界には先進国やってることが正解で、発展途上国の常識がちがうとなおしてあげようとか変えてあげようというような上下関係みたいなものを感じるんだけれど、お互いさまの方がしっくりくるなあと。わたしはまだこっちに来て3ヶ月くらいだけれど、ここは宗教がベースにある社会のかたち。しかも1つじゃない。いままで身につけた知識や常識が当てはまらないことは山ほどだし、今やわたしはうまれたばっかのひよっこレベル(笑)それだけじゃなくてこっちで学ぶことってすごいある。そしてそして、この地球にはたっくさんの人がいて、みんなみんな自分の文化をもってて。それを合ってる、まちがってる、変=不正解ってすぐに白黒つけるんじゃなくて、なんで?どうして?ってバックグラウンドも考えれるようにしたいなあと。だって、その中にはマイナスなことばっかりじゃなくてとっても美しいものだってあると思うから🦋
と、長くなってしまった。読みにくさ直していきます。
読んでくれたひと、どうもありがとうでした🙂では、また!
p.s.いろんな考え知りたいからなにか感じたり、わたしと違うじゃんとか思った人、教えてください。ひさしぶりに討論しましょ(笑)